鎌倉 瑞泉寺
2013年2月18日|未分類
鎌倉瑞泉寺は「花の寺」としても知られており、四季を通して様々な花を楽しむことが出来る。
鎌倉駅から離れていることもあり、なかなか行く機会も正直興味もあまりなかったが、夢窓国師が創建されたという事で拝観に行ってみた。
この瑞泉寺創建が1327年、天龍寺が1339年と言われているので、およそ12年。
作庭家としての夢想国師の作風がどう変化するのか、曹源地庭園とどう違うのか、見てみたかった。
創建当時の姿は知らないが、何もない!かっこいい石組みも美しい赤松も苔も何もない・・・。
なのに動けなくなる。動けない理由はなんなのか・・・。
何もないのに美しいくかつダイナミックだ!
庭には何もいらないか・・・。
天龍寺の曹源池庭園ももしかして造られた当時は何もなかったのかも。
帰りにお寺の案内図を見た。山の上に貯水池があり、滝を流れて池に水が注ぎ込むようになっていた。
この図を見たとき、あっ!確かこれは・・・先代が昔語っていた所だ!
きっと瑞泉寺の事だ。と思った。
何十年ぶりに先代と会話したような気がしてとても嬉しかった。